【ゆく年逝く人】
松本零士さん、笑福亭鶴瓶さん、陳建一さん、坂本龍一さん、北別府学さん、テリー・ファンクさん、谷村新司さん、財津一郎さん、もんたよしのりさん…
昭和の時代にお馴染みだった方々の訃報に接する機会が増えてきました。
特撮大好き小僧であった私にとってインパクトのあった訃報はこのお方。
「帰ってきたウルトラマン」で主役の郷秀樹役を演じた団時郎さんです。
スラリとした出で立ちで、歴代ウルトラ俳優の中でも断トツにカッコいいお兄さんでありました。
【ウルトラの星光る時】
昭和小僧にとっての小さな疑問は、帰ってきたウルトラマンは昔の方と同一人物(と言うのか何と言うのか…)なのか否か。
その謎が明かされたのは第38話。悪辣な星人の罠に嵌って捉えられた帰マンを救うべく、ハヤタ隊員とダン隊員が変わらぬ姿で登場。
シュバッ!デュワッ!と変身し、「ウルトラの星作戦」を決行。見事、帰マンを救出する、というお話でした。
つまり、帰ってきたウルトラマンと昔のウルトラマンは「別人」なのですね。
元々は、文字通り昔のウルトラマンが帰ってきた、という話だったのですが、スポンサーの意向によりこの設定になったのだそうです。
【人生の計算式】
50代半ばを過ぎたあたりからでしょうか,誰かがお亡くなりになったという記事を目にすると、いつの間にか「その方の年齢-自分の年齢」という計算式を立てるようになりました。
今回は、「74歳-63歳=11年」ですね。
今年は何だか妙にリアリティがあります。
フルリタイア後の人生がいよいよ視野に入ってきたからかもしれません。
来年は「じゅあんぷ」の世界をもう少し広げてみようかな、などと思案しています。
上手くいけば、老後の生きがいを見つけられるかも。
若い世代の皆さんは、どうしましょうか?
巷間、老後のことを考えて何かやっていた方がいい、などとも耳にします。
経験者として申し上げられることは、
「今を一生懸命頑張る」
これであります。
老後の生きがいは、その時考えればよいのです。
現に、私が目指していることも、1年前には全く念頭に無かったことなのですから。
年内のじゅあんぷはこれで打ち止めです。
皆さん、よいお年を!