写真に写った自分の顔を気に入らないのは何故か?
ちこチャンによると「それが自分の本当の顔だから」なのだそうです。
普段は鏡に映って左右反転した顔を自分の顔として認識しているのですって。
人の顔は完全なシンメトリーではないのです。
薪ストーブを使用していますが、その必需品に耐熱グローブがあります。
通常は左右セット販売ですが、使用頻度が圧倒的に高いのは利き手の方。私の場合右手です。
従って、傷んで交換が必要になるのは利き手用のグローブだけ。
親指付近が薄くなってきたのでネットで新しいグローブを探すと、有難いことに左右個別に販売している製品を見つけました。
早速ポチしましたが、届いたのは左手用…
返品手続きを行い、別の通販会社から再度右手用をポチ。
が、またしても左手用が届きました…
2つの会社で同じミスが起こるのだから、何かしら共通する要因があるような気がします。
事務処理のミスの再発防止のつもりで考えてみました。
【左右が表示されていない】
届けられた品は海外製で簡易なビニール包装でしたが、一見して右か左かが分かるような表示がありませんでした。
親指のパーツが内側に折りたたまれる形で付いているので、一見すると右用も左用も同じ4本指のグローブにしか見えません。
なるほど間違える訳ですね。
【左右別々に販売している商品だと認識されていない】
見かけが紛らわしいのですから、出荷に際しては左右の確認が必要です。
が、2つの通販会社で同じミスが発生しました。
つらつら思うに、左右の別がある商品なので確認が必要だ、との意識が社内で共有されていない可能性があるように感じました。
まぁ、数多の取扱商品の中の一つですからね。
さもない案件ではありますが、上記2点を改善すれば、再発防止策として機能することでしょう。
余裕があれば、他に左右別売りのアイテムが無いか確認する、というひと手間を加えてもよいと思います。
事務処理のミスの再発防止に向けては、これと同様に改善事案の積み重ねが一番効果的です。
大切なのは「喉元過ぎれば…」とならないこと。
組織における経験値として、年輪のように幾重にもノウハウを積み上げていっていただきたいな、と感じます。