公文書開示における黒塗り処理。
黒のカバーアップテープが製品化されたことに驚いていたら…
何と、今はデジタルで黒塗り処理が出来るのですね!
気付いたきっかけは朝日新聞デジタルのこの記事。リンク
CD-Rで開示した公文書の黒塗り箇所にある操作を行うと黒塗り箇所が見えてしまう、ということが市民からの指摘で判明したのだそうです。
マスキングが外れてしまうという事務処理のミスよりも、紙ベースの公文書を読み込んで自在に黒塗り処理出来るソフトウェアがある!
このことに目が行きました。
私…恥ずかしながら、存じ上げませんでした…
早速ネットで調べてみましたが…フムフム…
これはアレですね。
紙の公文書をコピーする代わりにスキャンして、そのスキャンした文書にパソコンで黒のマーカーを引くとか黒の図形を書き込むとかするイメージです。
いやいや便利な物があるものです。
その昔、「私にも写せます」というカメラのCMがありましたけど、それに倣えば「オヤジにも使えます」といった感じではないでしょうか。
事務処理ミスの内容は、紙ベースでの作業に置き換えれば、カバーアップテープなどで黒塗りした原本をそのままお渡ししてしまったようなことかな、と理解しました。
そりゃあ、黒塗り箇所が見えてしまいますよね…
アナログだと絶対に発生しない性質のミスです。
「デジタルならではのダブルチェック」
を真剣に考えなければいけない時代になった。
まさに、このことでありましょう。
おやじネタについてのささやかな解説
【私にも写せます】
とは、フジカシングル8という8mmカメラのCMのキャッチ。
後に国会議員になった扇千景が出演しておりました。
8mmカメラとは、動画撮影用のカメラ。マガジン式の8mmフィルムを使用しました。
今の若い方々だと、ひょっとするとデジタルテープを使用するビデオカメラもご存じないのかもしれません。
30年ほど前に鈴木保奈美が「ブレンビー♪」などと宣伝していたヤツです。