最近の報道から

不正な行為
写真提供:宮城県観光戦略課

最近の報道から、参考になる事例をいくつか。

 

【不都合な事実は必ず表に出る】

茨城県石岡市の50代の係長が、児童館で実施された事業の受講料から19万円を着服するという事案がありました。

事業で使用した材料費の不払いについての問い合わせがあり、発覚したもの。

しかし、この係長の上司は、この事案を隠蔽してしまいます。

内々に弁済させ、虚偽の業務報告書まで作成させたと言います。

 

でも、この事案は世の知るところとなってしまいます。

内部通報により発覚したのです。

「3人知っている秘密はもはや秘密ではない」

「人の口には戸が立てられない」

このことです。

 

不祥事が発覚したならば、速やかに組織としての共有を図る。

何事も正直が一番です。

 

*参考文献

女性係長が公金19万円着服 懲戒免 内密に弁済、虚偽の報告書作成 隠ぺいの上司5人も処分 茨城・石岡市. 茨城新聞. 2024-08-02,茨城新聞クロスアイ, https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=17225961391825, (参照2024-08-14)

 

【思い込みの罠に注意】

大津市が発行する広報誌で使用したイラストに著作権侵害がありました。

「イラスト 無料」で検索してヒットした画像を使用したもの。

本来は使用料を支払う必要がありましたが、「思い込みの罠」にはまってしまいました。

このパターンは最近増えています。

利用規約をよくよく確認しましょう。

私のおススメは、利用するサイトを安全なところに限定してしまうこと。

安全なサイトの中で検索するので間違いがありません。

 

大津市の事案では、29万円余りを賠償することとなり、市議会に補正予算案として提案されるのだそうです。

後始末も大変なのであります。

 

*参考文献

広報誌にイラスト3点を無断使用 担当者が「イラスト 無料」と検索したのに 市が29万円賠償へ. 京都新聞. 2024-08-21,京都新聞電子版, https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1317500, (参照2024-08-23)

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