「議会答弁作成システム」なるものの商品化が進められている、とのニュースを見つけました。リンク(河北新報オンライン)
議会もいよいよデジタルですかね!
このシステムは、福島市役所で開発されたものがベース。
Accessを用いて各部局が入手した質問内容を集約し、全庁で共有。
答弁作成もこのシステムの中で一元的に行い、係長、課長、部長と確認がシステム上で進められ、最終的には市長が確認して校了。
市長との答弁の検討会議などは端末を用いて行い、ペーパーレス化を推進します。
議場へもその端末を持ち込むのだそうです。
私が感心したのは、他の部局の答弁を見ることが出来て参考になる、という課題意識。
そうなのです。
市政全体の動きを各部局の職員が意識することで答弁のレベルアップが期待出来るのです。
過去答弁の閲覧も可能とのことですが、原稿と実際の答弁が相違することはままあります。
議会事務局が作成する正式な議事録のデータとリンクさせることが出来れば、利便性がさらに高まるように感じました。
議会答弁におけるDXの推進。実は秘策を考えております。
第一は「AI自動音声」による答弁原稿の朗読。
NHKのニュースで使われているアレです。
私など、しばらくの間、「AI自動音声でお伝えしています」との字幕の意味を理解できずにいました。
それくらい、本物のアナウンサー感満載の優れた技術なのです。
これを答弁原稿の読み上げに応用すれば、読み間違いは皆無となり…
第二は、「ホログラムによる議会出席システム」。
SF映画などに登場するヤツ。
ボィーーーンと局区長の立体画像を表示させましょう。
このシステムが実用化されれば、区長や公営企業の事業管理者らが議場まで足を運ぶ必要が無くなります。
さらに、ダミー画像を表示させれば…
まぁ、これらの案が採用されることは決して無いでしょうけれど。
でも、事務改善などで大切なことは、
「従来の枠組みに捉われ過ぎない」
このことではあるまいか、とは思うのであります。