リマスターされた昔の紅白歌合戦を観ました。
第20回大会、1969年の大晦日の放映。
私、まだ小学生でした。
司会は坂本九と伊東ゆかり。
ミニスカートが短い!
総合司会は宮田輝、懐かしい。
何しろ、いしだあゆみ(初)、由紀さおり(初)、内山田洋とクールファイブ(初)、森進一(2)という時代です。
私、カルメンマキの実物を初めて観たような気がします。
ステージはシンプルなつくりで、歌手用のマイクが2本しかありません。
一本は据え置きでもう一本は有線のマイク。
コードの取り回しを気にしながらのステージです。
視聴率の低下が毎回報じられる紅白ですが、50年以上前の素朴な歌合戦は大変新鮮に感じられました。
この番組は「原点回帰」が復活のキーワードではないのでしょうか?
赤勝て、白勝て。
これでいいと思います。
官民を問わず、仕事をやっているうちに目的と手段が逆転してしまうことが時々起こります。
どうにも仕事が上手く進まない…
何のために働いているのかよく分からなくなってきた…
そう感じた時には、この「原点回帰」をおススメします。
目の前の仕事から一旦離れて、(そもそも、何のためにこの仕事はあったのだったか?)と問いかけるのです。
最近のニュースだと、ホンダと日産の統合破談が思い浮かびます。
何のための統合協議だったのか?
それは、この業界で「生き残っていくため」だったはずなのですが…
日産の決算見通しの数字を見ると、ちょっと心配になってきます。