著名な画家の絵が長年上下逆さまに展示されていたり、テレビCMに登場した反射望遠鏡の向きが真逆だったり。
世の中には「まさか?」と思うような単純ミスが意外とあるものです。
最近の事例からおさらいいたしましょう。
【この国旗誰のだ?】
伊勢丹新宿店が開催したフランス展。
掲示物に使われた国旗にまさかの誤り。オランダ国旗が使用されていたのです。
「誰のだ?」「オランダ」
ということですね…
ネット上ではだいぶ賑やかだったようです。
確かに似ているのですが…
G7で同じようなミスをやらかしたら大変なことになりますね!
【着物イベントの着物が…】
「銀座今昔きもの大市」というイベントの告知ポスターに描かれた着物姿の少女。
着ている着物が左前となっていました。
死装束になっている、との指摘が相次いだのだそうです。
これもまさかの誤りですが、洒落になりませんね…
【候補者のお名前が…】
ある自治体の議員選挙で、期日前投票の記載台に掲示している候補者のお名前に誤りがありました。リンク(埼玉新聞)
市民からご指摘をいただくまで4日間そのままだったのだそうです。
もちろんチェック作業は行われたのですが、事前に発見することが出来ませんでした。
これはまさしく他山の石とすべき事例でありましょう。
「まさかのまさか」のミスを完全に防ぐ手立ては、正直無いように思います。
でも、実際に起こってしまった事例を経験値として蓄積していくことで、事前チェックの精度を上げていくことは可能ではないでしょうか。
仕事の虎の巻における「魚の骨」の感覚と申しましょうか、
「何となく嫌な感じがする」
と思った時には、その直感を大切にして、念のための確認作業を行うことをおススメいたします。