またまた恐ろしいニュースを見つけました。
国体などの選手が着用するユニホームにプリントされている県章のデザインが反転した状態で使用されていた、というものです。
これは福岡県のお話。
福岡県章は、ひらがなの「ふ」と「く」を県花である梅の花でかたどったもの。
一見すると左右対称に見えるのですが、実は非対称。
今のデザインのユニホームなったのが2019年だそうですが、その時からずっと反転した状態で、その間誰も気付くことなく5年間使用されてきました。
「まさかのまさか」
というヤツですね。
しかし、これは対岸の火事ではありません。
今の私の職場では、ねんりんピック用のユニホームを扱っていて、仙台市章のシールを貼り付ける仕様になっているのです。
仙台市章はどんなデザインだったか??とネットを検索してみました。
現役の皆さんはご存じないでしょうけど、仙台市役所を卒業する時には記章を返却する手続きがあり、従って私の手元には記章は無いのです。
ネットで画像を検索すると…
左右対称のデザインのように見えます。これなら安心かな…
心配性なので画像データを取り込んでペイントでくるくる回してみました。
やはり大丈夫です。先人は優れたデザインを残したものだ…
などと安堵しつつ、何かしら引っかかるものを感じていました。
数分後…
ハタと気づきましたね。
回転と反転は違うのでした。空間把握の問題が苦手だったことをにわかに思い出しました。
ペイントには反転機能もあるので、試してみると…
ダメでした。福岡県と同じ問題が生じうる状況にあることが分かりました。
でも、一見して変だな、と違和感を抱くことも確認。
タンスの中のねんりんピックのユニホームの市章を確認し、一安心した次第です。
*参考文献
国体選手らのユニホーム、胸にプリントの県章が反転 気づかず5年間. 朝日新聞. 2024-01-11,朝日新聞デジタル, https://www.asahi.com/articles/ASS1C6H83S1CTIPE01L.html, (参照2024-01-18)