基本のキ

議会答弁
写真提供:宮城県観光戦略課

仙台市議会のインターネット議会中継を視聴しての感想をいくつか。

 

【もう少し上を向いた方がいい】

本会議に関しては、このことに尽きます。

ベテランの局長さんを含め、ずーーっと原稿を眺めたまま答弁している方が多いように感じます。

議員と目線を合わせることが効果的であることは、第二回定例会のふり返りでもお伝えしました。

一度、録画を視聴して確認することをおススメします。

 

【挙手を忘れない】

特別委員会の主役は課長さん達ですが、やはり委員の質問にお答えするという行為は緊張します。

予定に無い質問がその場で出た場合など、ついつい挙手を忘れてしまうことも。

このことについては、周囲の人間が「挙手!」などとつぶやくことをおススメしてきました。

私が現役の頃は、滅多に見かけなくなっていたのですけれど、「復活」の気配を感じました。

周囲のフォローをお願いしたいと思います。

 

【過去答弁は必ず押さえておく】

今回たまげたのがコチラ。

どこの局のどの課長とは言いませんが、委員から自身の過去の質疑について問われ、

「資料を持ち合わせておりません」

と答弁したケースがあります。

これは、相当に反省すべき状況です。

まぁ、質疑した委員が優しかったので、何事もなく進みましたけど。

 

もとよりこれは、局区のトップが部下の各課長に明示的に指示すべきこと。

悪いことは言いませんから、過去答弁の一覧を作成し、基礎資料として毎回持参することをおススメします。

コレ、本当はどこかの局が音頭を取って、全庁統一の様式を定めるなどして組織的に対応した方がよいと思いますー

事務処理のミスの再発防止策などと根っこは同じです。

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