公用車のカーナビ問題をご存じですか?
このところ、立て続けにニュースになっています。
これは、テレビを受信する機能のあるカーナビについて、個人では別途の受信契約は不要だが、事業所の自動車については、受信機が設置されている自動車ごとに受信契約が必要、というもの。
今年の2月に愛媛県の事案が記事になりました。
公用車93台について受信料およそ812万円が未払いだった、という内容です。
その後、愛媛県内の各自治体でも同様の事案が確認されていきます。
私、この時点で「危うい…」と感じていたのです。
何だか、かつての道路照明灯問題と似た感じがします。
案の定、この問題は全国各地で顕在化していきました。
3月下旬には、福島県で93台、600~700万円。
4月に入ると、島根県で172台、1432万円。
出雲市では24台ほかで486万円。
安来市で12台159万円…
さらに、十和田市でも…
国が一斉調査をやったら全滅してしまうかも。
で、仙台市役所ではどうなのでしょうか?
よくよく考えてみると、カーナビの付いた公用車に乗った記憶がありません。
もっとも、最後に乗ったのは6年前で、その時は区長車です。
共用の公用車となると、その数年前ということになるのでしょうか?
覚えているのは、初代プリウスを運転した時のこと。
あの車はリアウインドがやたら狭く、バックミラーからの視認性が著しく劣悪だったのです。
「一体何なんだ、この車は?」
とビックリしたことを覚えています。
後年、自分の車にバックビューモニターを付けてみて分かりました!
初代プリウスは、バックビューモニターを使用して運転する車だったのですね。
仙台市役所は、こういう部分の予算査定が辛口なので、カーナビを含め、一連の装備を付けていなかったのでしょう。
なので、その辺が幸いするのかもしれませんが…
NHKのホームページの「よくある質問」の説明に気づいていることを祈るばかりですー