自治体職員の傍ら、探偵業を営んでおられた方がおられます。
なかなかに厄介な事案です。
愛知県豊田市の元職員が逮捕されました。
地方公務員法の守秘義務違反の疑いなのだそうです。
この元職員は、いわゆる「住基情報」を閲覧できる立場にあり、端末を操作して得た個人情報を自らが実質的に営む探偵社の顧客に提供していた疑いがあります。
探偵社の名前は「Love&Free探偵事務所」と言い、不倫調査専門なのですって…
世の中、変なところに需要があるのですね。
岩手県釜石市において全住民3万2千人分が漏洩するという恐るべき事案の時もそうでしたが。
世の中のシステムというものは、基本的に性善説を前提に設計されているため、こうした「身内」からの悪意を持った不正行為には脆弱です。
「再発防止に努める」と市役所はコメントしますが、一体どうすればいいのでしょうか?
実は、名案が思い付きません。
例えば、アクセスキーのような仕組みを作って、管理職が一括管理する。
アクセスキーの使用に際しては、毎回管理職の承認を得ることとし、使用簿で管理する…
何だか仕事が増えるだけのような気がします。
そもそも、管理職に悪意があった場合、対応できませんし、正当な手続きを踏んで持ち出されたアクセスキーを用いた悪意に対しても対抗不能です。
ここは発想を転換して、性悪説を前提にして考えてみましょうか。
不心得な輩が存在する、という前提なので、何かしらの異常な使用があれば、当該異常が検知される。
こういう仕組みがいいような気がします。
ここから先は、昭和世代にとっては想像の世界なのですけど。
案外AIが機能するのではないでしょうか?
例えば、正規の使用パターンを学習させておいて、そのパターンから外れた使用履歴があれば記録しておく。
正規の使用パターンから外れた使用履歴が一定のラインを超えた者については、調査を実施する、とか。
考えれば考えるほど難しいお題だな、と思いましたー
*参考文献
探偵業営み、個人情報漏えいか 豊田市元職員逮捕―愛知県警. 時事通信. 2025-12-03,時事ドットコム, https://www.jiji.com/jc/article?k=2025120300985&g=soc, (参照2025-12-04)

