思い込みの罠

不適切な事務処理
どんと祭裸参り 写真提供:宮城県観光戦略課

仕事のミスを防止する上で気を付けたいのが「思い込みの罠」。

〇〇だから大丈夫!と思い込んでしまって…というパターンです。

最近のニュースでネタを見つけました。

 

まずは、インターネットで「フリー 無料 〇〇」といったキーワードで検索して見つけたイラストが実は有料の素材だったという事案。リンク(佐賀新聞)

当ブログで使用されている写真もフリー素材でして、私の場合、無料で利用出来る複数のサイトをブックマークし、そのサイトの中で題材や季節に適した素材を探すことにしています。

たまに、記事にあるような方法で検索することもあるのですが、有料の素材がかなりヒットします。

「念のための確認が必ず必要」

このことでありましょう。

ご紹介した事案では、著作権料として10万円以上支出することとなりました。授業料としてはちょっとお高くつきましたね。

 

もう1つ、公有林の樹木伐採において誤って私有林の樹木まで伐採してしまった案件。リンク(毎日新聞)

これも、念のための確認を怠ったために発生したものですが、この案件の場合、上司から確認の指示を受けた後においても再度同様の無断伐採を繰り返してしまいました。

担当者に猛省いただきたいことはもちろんですが、結果として同様のミスを繰り返したという意味において、上司の側にも反省点があると思います。

きちんと注意して指示を出したから大丈夫!という「思い込みの罠」ということですね。

後出しじゃんけんで申し上げれば、担当職員の仕事の進め方を都度現認する必要がありました。

別に課長が直接確認する必要は無く、係長や主任にお願いすればよいかな、と思いました。

 

事務処理のミスを減らしていくためには、

「念のための確認のひと手間を惜しまない」

このことが大切。まさに、このことでありましょう。

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