Hitoshi Kobayashi

不正な行為

これは困った…

ある自治体で、職員が全住民約3万人の個人情報を私的な理由で繰り返し不正に取得していた案件。これには正直まいりました。事務改善の案が浮かんでこないのです。
危機管理

災害対応におけるノーザンライト・スープレックス

自治体職員にとって首長はお仕えし、お支えすべき存在です。しかし、申し上げるべき時には、きちんと意見具申することも必要かな、と思っています。
不適切な事務処理

時代はデジタルだ!

公文書開示における黒塗り処理。黒のカバーアップテープが製品化されたことに驚いていたら…何と、今はデジタルで黒塗り処理が出来るのですね!
危機管理

他山の石活動における目の付け所

人の振り見て我が振り直す「他山の石活動」では、参考となる事例のどこに目を付けるかがポイントとなります。400人分の個人情報が記載された捜査情報を紛失した事案。多くの方々は、個人情報の管理のあり方や紙ベースで情報管理する手法の当否などに目を向けることと思いますが、私の場合は…
温故知新でまちづくり

終戦記念日特別編・曲直問題

「杜の都・仙台」と耳にして青葉通や定禅寺通のけやき並木を思い浮かべる方は多いことでしょう。これらの通りは終戦後に戦災瓦礫を再利用して築造されたものなのです。仙台駅の改札を抜け、ペデストリアンデッキに降り立つと、仙台城まで真っ直ぐに伸びたけやき並木が訪問客をお迎する…はずでしたが。実は、数百メートル先の交差点で少しだけ左に曲がっています。その理由は…
その他

電子書籍「公務員 仕事の虎の巻(第5版)」

第5版登場!新章「事務処理のミスは何故繰り返されるのか」を追録。「再発防止に努めます」とのお詫び会見が繰り返される昨今を独自の視点で分析。事務処理ミスの低減に向けた具体の仕事術をお披露目します。
仕事術あれこれ

仕事のスイッチ

安部元首相の銃撃事件。警護の不備が問題視され、検証作業が進められています。「後出しじゃんけん」を承知で申し上げれば、本件の最大のポイントは、銃撃犯が車道に足を踏み入れた瞬間だったと思っています。その時こそが、平時と非常時の分かれ目であり、迷...
仕事術あれこれ

ほんやくコンニャクの達人

分かりやすい説明の極意は、相手の立場に立った「意訳」を心掛けることだと思います。最近、その好例と言ってよい本を見つけたのでご紹介します。
仕事術あれこれ

親は無くとも子は育つ

「この仕事は私にしか出来ない!」若い時分、こう豪語する先輩に接し、内心舌を巻いた記憶があります。その後の市役所人生でも、同様の言葉を口にするお方を何人かお見かけしました。が、30数年を経ての私の結論は、「その人にしか出来ない仕事など、そう滅...
不適切な事務処理

宵越しの銭

ある自治体の金庫に保管された公金102万円。金曜日に保管したはずのお金を週明けの朝に確認したら、金庫の中から消え失せてしまった…という事案がありました。これは怪人二十面相の仕業に違いありません。