事務処理のミスでやっかいなのが「失念」です。
色んなパターンがありますよ。
京都府舞鶴市では、防災センターに係る土地賃借料の失念が発生しました。
経常的な支出のはずですが、担当者が事務処理を失念し、決算の作業の中でミスに気付いたのだそうです。
まぁ、時々見かけます。
金沢市では、下水道管復旧工事に係る工事代金の支払い遅れがありました。
担当者が処理システムへの入力を失念したことによるものです。
1億円余りが未払いになったといいますから、事業者の資金繰りにも影響しかねない事案でした。
毛色の変わったところでは、首長の資産等報告書の作成漏れがありました。
これは兵庫県三木市の事例。
条例で義務付けられていたことでしたが、担当部署が作成を失念し、公開が半年ほど遅れました。
正直に告白すると、現役時代に事務処理の失念について注意を払っていたことはありませんでした。
私は、たまたま部下に恵まれていただけなのだと思います。
とは言え、こうしていくつもの自治体で「失念」によるミスが発生している以上、何かしらの手立てを講じた方がいいような気がします。
私、電子決裁の導入が一つの方策ではないのかな、と考えました。
事務事業ごとに決裁の頻度をAIに学習させれば、例年とは異なる状況が発生した時にお知らせ機能が働くように出来るのでは?
そのうち、そうした類の記事に接する予感がしています。
*参考文献
自治体職員が手続き失念、土地賃借料の支払い怠る. 京都新聞. 2026-06-22,京都新聞デジタル, https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1737307, (参照2026-06-30)
地震復旧工事の前金、金沢市支払いミス 職員の入力漏れ. 北國新聞. 2026-05-08,北國新聞電子版, https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/2099847, (参照2026-05-10)
市担当課が市長の「資産等報告書」の作成失念、公開が半年遅れる. 読売新聞. 2026-06-24,読売新聞オンライン, https://www.yomiuri.co.jp/national/20260624-GYT1T00178/, (参照2026-06-30)
